メッセージ

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対中国ビジネスの現状

弊社は、日系企業様から「中国事業が伸び悩んでいる」「中国事業は難しい」というご相談を多く頂きます。
その内容は、工場国だった中国が、14億人の巨大消費市場として注目されはじめた2010年ごろからほぼ変わっていません。
10年を経て、参入企業が増加する一方、中国市場で事業が成立している企業はほんの数社です。

現状と過去の施策に関するヒアリングを通してみられる傾向

  • 99%に近い企業が、中国事業の中長期戦略がない
  • 1%の企業が正しい中長期戦略を立てられていない
  • 中長期戦略を実行できる人材・パートナーがいない
  • 決断が遅く、時流に合った施策が打てない
  • 日本発信の情報に左右され、短期・単発施策の繰り返し
  • 日本のマーケティングをそのまま中国で展開する
  • トライアンドエラーの積み重ねがなく、活動が断片的

中国市場は、今後ますます大きくなり、グローバル戦略には外すことのできない国となります。
しかし、もし「日本製をSNSやネットショップで露出すれば、14億人のうち1パーセントぐらい顧客になるのではないか」
というような考えがある場合は、“中国は難しい”という悩みは続いていくでしょう。
グローバル戦略では、中国に限らずブランディングが非常に重要となります。
そしてブランディングは、国の習慣や文化に対応した細密な戦略が必要です。

RZは中国のブランディングにおいて日本随一の実力を持った日中のチームでプロジェクトを組み、
中国事業をサポートしています。
“中国事業に伸び悩んでいる” ”新規参入したい” という企業様、
弊社が持つ中国本土での強力な資源と経験を、是非貴社の中国事業にご活用ください。

国ビジネスで抑えておくべき基本の知識

そもそも中国で認知されていない

日本製・日本ブランド、日本で知名度があるはポテンシャルになりますが、購入につながりません。

スペックだけでは選ばれない

中国は、世界中から集まるブランドや、品質が向上した中国産(国内産)ブランドが集まるレッドオーシャン市場です。
消費者のライフスタイルや価値観も多様化し、自分にとって価値ある商品やサービスを求め、多種多様な体験や情報を判断基準として、消費活動を行っています。

日本からの情報発信は中国に届いていない

  • 国政府の通信規制により、中国から日本のwebサイトにアクセスできません。
  • 国からFB、LINE、 Instagram Youtube 、TikTok(日本版)にアクセスできません。
  • 国からGoogle Yahooなどの検索サイトにアクセスできません。

日本のマーケティング手法は通用しない

地域性、文化背景、思考、ライフスタイル、商習慣、法規制において日本とは似て非なる国です。
中国の市場は日本よりも 多様化、細分化、高度化されているため、より緻密な戦略が必要です。
中国人は簡単に情報を信頼しないため、断片的、短期的なプロモーションは通用しません。